「NewYork編」 出国&初日(11月06日)

11月6日 嫁様の見送りを受けながら高速バスに乗り込み成田へと向かう。

いよいよ憧れのNewYorkだ!私の海外旅行履歴は、学生時代に「Honolulu&SanDiego」

社会人になって「香港&澳門」×2・「Saipan」へと4度しか渡航したことがない。長時間飛行機に乗っての海外旅行

初めてだったので、この年のなって初めて時差ボケを経験することになった。

17:00 空港で調査団一行と合流。(あくまでも仕事上の調査渡米となっている)早めに空港へ着いた私は、

空港にいる知人相手に生ビールをガッパガッパ飲んでいてほろ酔い気分での合流だった。

出国手続きが終わり、飛行機に乗り込む。アメリカン航空168便は定刻に離陸し日本の地を飛び立つ。

自分の席はうまい具合に窓側で隣は空席だった。これで横になって寝ることができると安心した。

エコノミークラスでも座席は大きいくてなかなか具合が良い。しかし、アルコール類は有料のため機内では

無料の飲み物ばかりを飲んでいた。実は二・三日前からのどを痛めていてのど飴を舐めるか何か飲んでいないと

のどが痛くなるのだった。機内ではグーグー寝るつもりでバカバカ生ビールを飲んだのに何故か眠れない。

うつらうつらしたかと思うと目が覚める。NewYorkに着くのは夕方の17:30。着いたらメシ食って寝るだけなので

起きていてもいいのだけど、どうもうまくいかない。体は睡眠を求めているのにどうやら精神が高ぶって眠れないようだ。

こんなことならもっと強い酒を飲んでおけばよかったなどと思いながら、スクリーンに投影されている航空機の飛行状況

マップを見ては、時々窓のブラインドを少し開けて外を見る。16時間のフライトは結構つらい。時間との戦いだ。

ようやく、飛行機はカナダ上空から五大湖へ近づいてきた。


手前側:Lake Superior (世界最大の淡水湖) 奥側:Lake Michigan

日本時間では朝の7時くらいだろうか、それなのにまったく眠くない。そしてまずい機内食の朝飯を食わされる。

朝飯を食べているのに外はどんどん暗くなっていく。何となくピンとこない。おかしな気分だ。

そうのこうのしているうちに、機内アナウンスで機長の挨拶が流れニューヨークの天候なんかを喋っているようだった。

NewYorkに着くという喜びよりも、やっとこの狭い空間から開放されるというのがとても嬉しかった。

着陸した飛行機の窓から見える外ぬ風景は雨が降っているようで、暗く寒そうだった。

「全日本晴男連合会千葉支部長」を自称するほどの「晴男」なのに幸先が悪い。

飛行機から降りて空港内を進む。「J・F・K空港」という大統領の名前をもらった大国際空港なのに、いやにぼろい。

これじゃ昔行った事のある香港の「啓徳空港」(現在は閉鎖)と大差ないぞ。天井に染みはあるし通路は何となく暗くて寂れている。

入国審査官は無愛想だし(どこの国もそうなのかもしれないが)税関のところで書類なかなか出てこないので、

焦ってしまったがなんとかパス。ようやく待合ロビーで送迎バスを迎える事になった。

調査団の一行も長旅の疲れとNewYorkに対する緊張でみなさん言葉が少ない。外はシトシトと雨が降っている。

『雨のNewYorkか』なんて思いながら、思ったより寒くないことに気づく。一行は荷物を囲みながらバスが来るのを待つ。

しかしこの待合ロビーがなんか胡散臭い。待ち人がいるのかいないのかわからないような黒人が何人もベンチに座っている。

それも体格がいいのばっかりいる。まさかこんなところでギャング行為はしないだろうと思ったが、ヘラヘラと油断するわけには

行かない。そのうえ現地ガイドがすぐ来るというバスはなかなか来ない。私はこのガイドには次の機会に会うことは無かったが、

いかにもジャパニーズニューヨーカーという感じのおばさんだった。(20年近くNYCに住んでいるらしい)

待つこと30分余りでようやくバスが来た。15〜16人乗りの綺麗な小型バスだった。小柄のおっちゃんがバス後部へ

荷物を載せている。最初は運転手かと思ったが違っていた。『ポーターみたいな助手付きで迎えに着たのか』なんて

感心していたら、ただのストリートウォーカーだった。「11個乗せたので、$11のチィップをよこせ」と言っているようだった。

既に積み込んでしまったので日本からのツアーガイドが払っていた。(こいつがまったく頼りにならない男だった)

生き馬の目を抜くという大都会の洗礼を受けてしまった。『油断なら無い街だと気持ちを入れ直そう』

空港を出発してNewYorkの宿泊先になる「HILTON HOTEL」へ向かった。

どういう訳なのかわからないがハイウェイを使うのかと思ったのに一般道を走っているバスは道が渋滞していて、

なかなか進まない。『ガイドがケチって安い現地ガイドを雇ったのでこんなことになったのでは・・・?』と疑ってしまう。

普通なら30分くらいでマンハッタンに着くのに、30分過ぎてもQueensあたりを走っている。

夕食よりトイレの方が心配になってくる。空腹は我慢できても尿意は我慢できないのだ。

日本みたいににその辺でとか、コンビニでとかは行かないということぐらいは知っていた。

そのうち雨は上がり、モヤがかかったManhattanの高層ビルを見ながらどこかの橋を渡る。

『イェーッツ! ビバ! NewYork!』なんて思いながら夜景を眺める。本当にNewYorkに来たんだと思いながら。

ようやくホテルに到着。チェックインを済ませ部屋に着く。荷物を広げることなくすぐに食事へ向かう。

今夜のディナーは「イタリアン」(夕食は各社が順番に費用を持つことになっている)

フロントに集合して一行は、随行ガイドに案内されて20時のNewYorkの街を歩く。(ガイド以外、みなさんNYは初めて)

通りはゴミだらけで思った以上に汚い。それでもリムジンなんかが駐車している。さすがNYだ!

ヘンなところで感心してしまう。

イタリアンレストランに着いて入ってみると、そこは---------ちょっと一般の新橋の焼き鳥屋でクダ巻いている

サラリーマンには敷居の高いレストランだった。(料理は美味しかったし、ワインも美味しかった)

金持ちそうなおっさんが健康を考えてなんかヘルシーそうな一品料理で彼のお友達と会食しているのを見て

ここはNYなんだなぁと実感した。

この店は、22:00で閉店なのか、22:00になると店のウェイターがドンドン皿を下げ始める。

料理が残っていても下げようとするので、「まだ食い終わってないぞ!(HU)さげんじゃねーぞ!」と言うと

シブシブ皿を持っていかない。『阿保な日本人ばかりじゃねーんだぞ』 と思いながら料理を誉めてやる。

『ヴォーノ! ヴォーノ!』と・・・・・(高級イタリア料理は初めてだったけど本当に美味しかったです)

その後は、再び歩いてホテル近くまで戻りホテルの先にあるスーパーで水なんかを買ってホテルに戻った。

明日は、セントラルパークを走るぜい!


宿泊したホテル近くの雰囲気のあるホテル

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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