「Chicago編」 四日目(11月09日)

今日は、NewYorkからChicagoへに移動となった。朝食を済ませて、La Guardia空港へ出発。

このLa Guardia空港は、小規模な空港で日本の地方小都市くらいの規模でしかない。・・・・が、

ここの空港にある貴重なショップのひとつに「メトロポリタン美術館」のスーベニアショップが燦然とあった。、

商魂逞しい(がめつい)METの商売熱心さに本当に唖然としてしまった。(実際には、あとでもっと驚くことになった)

実はこのLa Guardia空港は全米一離発着の遅れがひどい空港と評判の空港らしいので、定刻通りに飛行機へは

搭乗できないだろうと思っていたが、その期待を10倍以上に上回って応えてくれた。

まず最初に時間が掛かったのが、靴まで脱がされるボディチェック。空港によって違うようだが、靴の底敷きの

厚さによって靴を脱がされたりするらしい。服は、肌着のひとつ手前まで脱がなければならなかった。

さすが、テロに対する警戒度は半端ではなかった。そのうえ手荷物には厄介物のN.Y産ワインがあって、

乱暴な扱いを受けて割れはしないか心配しなければならなかった。厳しいチェックがようやく終わり、搭乗待合室へ向かう。


遥か遠くにManhattanの摩天楼群が見える

 

想像していたより遅れることなく搭乗が開始された。Chicagoへ飛ぶ予定の飛行機は200人乗りぐらいの小さな飛行機だった。

そしてその飛行機は1時間待っても飛ぶ事が無かった。着席しているその間、隣に座ったNewYorkの観光帰りの

年上の御夫人とデジカメの写真をお互い見せ合いながら、お喋りをして離陸を待っていたが、・・・・・・まだ飛ばない。

機長が何やらアナウンスをする。それを聞いた御夫人が「さあ、降りましょう。心配ないわよ。私に付いてらっしゃい」

と、私を引っ張っていく。結局、エンジントラブルにより飛行機が飛べないということで乗客は全員、その飛行機から降りて

代替機に乗ることになった。しばらく搭乗待合席で待たされたが、航空会社の事務員に文句言ってかかる人は

皆無だった。定常的に起きるトラブルなので、いつものことさ、仕方がないさと諦めているのか、それとものんびりとした

国民性からなのか、日本社会では信じられない光景を見て日本人とは違うとしみじみ思わされた。

やっとのことで搭乗が開始された。代替機は代替機らしく機内が誇りっぽい。そして着席してから30分過ぎても・・・・・飛ばない。

どうやらまたしてもエンジントラブルらしい。機長の必死の祈りが効いたのか、10:00離陸予定が13:00に無事

離陸する事が出来て、墜落することなくChicagoの玄関口、O'Hare空港へ着陸した。

3時過ぎにホテルへ到着したが、予定していたシカゴ美術館を見学する為の行動を早速開始する。

ツアコンが自分の懐を肥やすために、安い航空会社を利用したからこういう目に会ったのだと皆、感じ始めた。

 


街の中の風景(気温7℃、思ったより寒くなかった)

 

美術館へ行く前にグラント公園へ行き、そこからミシガン湖を見てみようと思ってホテルからひたすら歩く。


冬季は水が出ない(がっくり)

グラント公園の一番の目玉がこのバッキンガム噴水だが、↑だったのでがっくり。

湖のすぐ近くまで来ていたのに「どうせ見たって、でかいだけの海みたいな湖じゃないか。そんなもん見たってどうする?」

という衝動に駆られて、噴水の前でUターンして美術館へ行くことにした。(多分、結構疲れていたのだと思う)


トリビューンタワー

16時を過ぎていて在舘時間は1時間くらいしか無かったけど、シカゴ美術館へ入館した。

(予定してた事は成し遂げないと納得いかない、融通の利かない性格は、時々家族に嫌がられる)

このシカゴ美術館は商魂逞しいメトロポリタン美術館より整然として落ち着いた雰囲気がとても好ましかった。


ストリートパフォーマンスを見せる子供たち(組織化されているようだ)

 

街は、NewYorkほどの人出は無いものの、ゴミが散乱するようなことも無く、美しい街並みに安らぎを感じた。

NewYorkが歌舞伎町なら、Chicagoは赤坂といった感じを受けた。(Atlantaは御台場かな?)

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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